おやつと本 その２４

6月の終わり

長男が17歳になり、

次男が修学旅行へ行ったり

今月も足早に過ぎて行きました。

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最近は月1ペースになってしまってますが

読書キロク。

「ファラオの密室」白川尚文宝島社文庫
品出ししててどうにも気になった本。
舞台は紀元前14世紀の古代エジプト。主人公も設定も、何もかもかなり特殊。ですが、この時代と世界観じゃないと成り立たないミステリーでした。...ファンタジよりのミステリー？位置づけはよく分かりませんがあまり深く考えなければ物語に入り込める、そんな内容でした。
第22回このミス大賞受賞
おやつはｼｬﾄﾚｰｾﾞのﾜｯﾌﾙやちむんのお皿と辻和美さんのｸﾞﾗｽ



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「妊娠カレンダー」小川洋子文春文庫
・妊娠カレンダー（第104回芥川賞受賞）・ドミトリー・夕暮れの給食室と雨のプールの３篇
小川洋子の初期作品。どのお話もグロテスクなのにどこか美しく甘美。ひっそりと佇む薄暗さみたいなものが心地よく。白昼夢の中にいるような感覚が私は好きです。（あくまで私の印象です）
おやつはティラミス。C＆Sは GUSTAVSBERG のEMMA

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「いえ」小野寺史宜祥伝社文庫
「ひと」「まち」に続く3部作。
小野寺史宜が書く物語は、劇的な、とか大きな展開はないのだけれど人間の機微を丁寧に描いていて好きです。小難しいことは書いてないのに生きるということを感じさせてくれます。
おやつはｵｯﾄの神戸土産のｱﾝﾘ・ｼｬﾙﾊﾟﾝﾃｨｴのﾌｨﾅﾝｼｪ。うつわは松塚裕子さんの。

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